2015年12月26日土曜日

犬の散歩中

我が家には現在、愛犬が2頭います。
毎日散歩をするのですが、近隣にも犬を飼っているお宅が多く
散歩中にすれ違う事が良くあるのですが、ご年配の方から小学生まで、
皆さん自然に挨拶をしてくれます。

私も挨拶を返す様にしていますが、自分から挨拶する機会の方が少な
い様に感じます。

小さな親切心運動の一環として、毎朝朝礼で10か条を唱和していますが、
実際にどこまで実践出来ているのか疑問が残ります。

まずはそういった基本的な部分を今まで以上に意識して行い、自然と
小さな親切に繋がる事を行っていきたいと思います。

2015年12月18日金曜日

やさしい気持ち

世の中には身体障害により苦労をされている人たちが多く存在し、そこには本当の「親切心」、「思いやり」があることを改めて思った出来事です。

伊東市役所内に知的障害者を援助するカフェがあります。その店では調理士やウェイターとして知的障害者が働いています。
先週の休日に高校時代の友人と伊東市役所でバッタリ会い、そのお店でコーヒーを飲みながらお互いの近況など話していると、隣の席へ3名の年配のご婦人たちが座られました。
少し待っていた様ですが、オーダーを聞きにスタッフが来ないので、自身から「すいません」とスタッフへ声を
掛けられました。
やっと来店に気づき、飛んでくる男性スタッフ。「コーヒーのホット二つとアイスを一つお願いします」と伝えてもパニックなのか、理解出来ない様子でした。
そのお客様はもう一度、ゆっくりと話されました「温かいコーヒーが2杯と冷たいコーヒー1杯をお願いしますね」今度は大丈夫だった様でメモを取り、厨房へ向かって行きました。

盗み聞きをするつもりはありませんでしたが、その後のご婦人たちの会話の中で「自分の息子が同じ障害を
抱えていたらと思うとね」とさらりとおっしゃっていました。


相手の立場になって考えるやさしさに触れた一日でした。

2015年12月13日日曜日

新幹線の車内で

先日、東京から熱海へ向かう新幹線に乗った時の出来事です
日曜日ということもあり、車内は満員の状態でした

新横浜を出てしばらくした頃、車内に小さな子供の泣き声が響き渡りました
お母さんはあわてて子供を抱きかかえ、自動ドアから出ていきましたが
子供の泣き声は大きく、車内まで聞こえます

満員の車内で大きな声で泣く我が子に焦り、必死でなだめるお母さんの声も
次第に大きくなるのがわかります

熱海に到着し、降りようとする列に並ぶと
子供を抱えたお母さんが
「うるさくてすみませんでした・・・」
と一人ひとりに謝っています

「そんなに謝らなくても・・・」
と思ったとき、私の5人ほど前に並んでいた年配の女性が、子供の頭をやさしく撫でて
「お母さん、大丈夫よ!!」
と笑顔で言ったのです
それを聞いたお母さんは泣きそうな顔をして
「ありがとうございます・・・ありがとうございます・・・!」
と何度も繰り返しました

すると私の前に並んでいた人たちも皆、子供の頭をやさしく撫でて
降りていきました

私も同じようにして降りました
気になって振り向くと
後に続く人たちも同じようにしていました

他人を励ます言葉を口にすることの大切さと
暖かい気持ちが自然と広がっていく光景を目の当たりにし
とても心が温かくなった経験でした